社内交流を活性化! 会社で懇親会を開く目的。企画アイデア7選
コロナ禍に伴うリモートワークの普及によってオフィスで働く時間が減った今、従業員同士で交流する機会が減っている企業は少なくありません。
なかには、「上司や同僚とリアルな交流をする機会を作りたい」とお考えの企業も多いのではないでしょうか。
懇親会を開催して、部署・年代の垣根を超えて従業員同士が交流する場を設けることで、親睦が深まり組織の風土やビジネス活動にもよい効果がもたらされると期待できます。
しかし、ただ食事をするだけの懇親会では、マンネリ化してしまい物足りなさを感じてしまうかもしれません。
この記事では、古いスタイルの懇親会を刷新して、リモートワークの従業員も含めて一緒に楽しめる新しい形の社内イベントを紹介します。懇親会を開く目的を踏まえつつ、効果的な企画アイデアを見ていきましょう。
目次[非表示]
- 1.会社で懇親会を開く目的とは
- 2.懇親会と親睦会・懇談会・慰労会との違い
- 3.社内交流を深められる懇親会の企画アイデア7選
- 3.1.➀eスポーツ大会
- 3.2.②会社クイズ
- 3.3.③他己紹介
- 3.4.④以心伝心ゲーム
- 3.5.⑤噓つきを探せゲーム
- 3.6.⑥サイン集め
- 3.7.⑦ピンポン玉運搬ゲーム
- 4.まとめ
会社で懇親会を開く目的とは
懇親会は、従業員同士が集まって親睦を深める社内イベントです。会社によって目的は異なりますが、主に以下が挙げられます。
▼懇親会の目的
- コミュニケーションを通じて良好な関係性を構築する
- 他部署との交流を深めて情報交換を行う
- リフレッシュを促進する など
従業員同士が業務とは離れたカジュアルな雰囲気で交流することで、自然なコミュニケーションが生まれて打ち解けやすくなります。良好な関係性を構築できれば、チームワークの強化やモチベーションの向上につながる効果が期待できます。
また、普段関わりの少ない他部署との交流を深めることにより、仕事に関する有益な情報交換を行い、新たなアイデア創出につながる可能性もあります。懇親会を通じてお互いの面識を持つことは、部署間で連携が必要な業務を円滑に進めるうえでも有効です。
さらに、懇親会で飲食を共にしたり、盛り上がる企画を行ったりして楽しい時間を共有することにより、日々の疲れをリフレッシュしてもらう目的もあります。
懇親会の幹事が行う準備についてはこちらの記事で解説しています。あわせてご確認ください。
懇親会と親睦会・懇談会・慰労会との違い
懇親会とよく似たイベントに、親睦会・懇談会・慰労会などがあります。従業員が集まって飲食・歓談を楽しむ点においては同じ場合もありますが、参加者同士の関係性やイベントの趣旨が異なります。
▼親睦会・懇談会・慰労会との違い
参加者同士の関係性 |
イベントの趣旨 |
|
懇親会 |
面識がない、または関係性が薄い従業員 |
同じ組織にいる仕事仲間として顔合わせを行い、親交を深める |
親睦会 |
面識があり、関係性がある程度構築できている従業員 |
従業員同士でより深い信頼関係を構築する |
懇談会 |
同じ業務やプロジェクトに携わっている従業員 |
特定のテーマに対して気軽に意見交換を行う |
慰労会 |
同じ業務やプロジェクトに携わっている従業員 |
仕事仲間同士でお互いの成果や苦労などをねぎらう |
懇親会は、従業員同士の新しい関係性を築くために開催することから、親交を深められる企画を策定することが重要となります。
社内交流を深められる懇親会の企画アイデア7選
会社で懇親会を開催する際は、初対面または関係性が薄い従業員であっても自然な会話が生まれやすく、性別・年代に関係なく参加しやすい企画を取り入れることが効果的です。
➀eスポーツ大会
eスポーツとは、オンラインゲームを用いたスポーツ競技のことです。
個人戦またはチーム対抗でパズルゲーム・レースゲーム・格闘ゲームなどのゲームを行うことにより、熱気や笑い声が生まれて会場全体が盛り上がります。
勝負の行方に一喜一憂したり、プレイ中の従業員をチーム全体で応援したりすることで一体感の醸成につながり、参加者同士の絆を深められます。世代に関係なく楽しみやすい簡単なゲームタイトルを選ぶことがポイントです。
懇親会でeスポーツを実施した事例については、こちらをご確認ください。
②会社クイズ
司会者が会社に関するクイズを出題して、参加者の正解数を競い合うゲームも懇親会で盛り上がる企画の一つです。
参加者をランダムに選定してチーム対抗戦にすることで、問題の答えを探るための会話が自然に生まれ、協力意識を築きやすくなります。
会社・業界などのビジネスに関する問題だけでなく、経営者や上司に関するプライベートな問題を取り入れると砕けた雰囲気になり、普段は見られない新たな一面を知ることによって笑いが生まれるはずです。
③他己紹介
他己紹介は、2人1組のペアになってお互いの情報交換を行ったうえで、チームに相方のことを紹介するゲームです。
通常の自己紹介とは異なり、相方のことを自分の言葉で紹介する必要があるため、お互いのことを理解するきっかけとなります。
また、これまで話したことがなかった人と会話する話題づくりとしても役立つため、飲食や談笑会を行う前のアイスブレイクとして実施することも有効です。
▼他己紹介のテーマ例
- 趣味
- ライフスタイル
- 最近のブーム
- 自分の性格 など
他己紹介を行う際には、クイズ形式にして得点を競い合うルールを設けると場の雰囲気が盛り上がりやすくなります。
④以心伝心ゲーム
以心伝心ゲームは、参加者がチームとなって一つのお題に対する回答を一致させることを目指すゲームです。
回答するまでにチームで話し合う時間を設けてヒントを出し合ったり、イメージを共有したりすることでコミュニケーションが生まれます。チーム対抗戦や世代対抗戦を行うと、懇親会の活気が生まれて盛り上がりやすくなります。
▼以心伝心ゲームのお題例
- 白ご飯に合うおかずといえば?
- 日本の名所といえば?
- クリスマスソングといえば?
- 寒い日・暑い日に食べたくなる料理といえば? など
⑤噓つきを探せゲーム
噓つきを探せゲームは、チームのなかで嘘つき役を決めて演技を行い、対戦相手となる別のチームが嘘をついている人を当てるゲームです。
相手を騙す側のチームは、「全員で同じ演技をするのか」「噓つき役がばれないように別の人が怪しい演技をするのか」など、作戦を練る過程でメンバーとの距離を縮められます。チームワークが必要になるため、一体感の醸成につながります。
噓つきを当てる側のチームは、「演技がうまい人」「演技が下手な人」などの普段の仕事場では見られない一面を見て楽しむことができます。
▼噓つきを探せゲームのお題例
- コップの飲み物に一つだけ苦いお茶を入れる
- 身近に起きた出来事について各メンバーが真実を話して、1人だけ嘘の話をする など
⑥サイン集め
サイン集めは、制限時間を設定して参加者同士がサイン交換を行い、その数を競い合うゲームです。多くのサインを集めるために声かけを行うことにより、参加者同士のコミュニケーション活性化を図れます。
また、サイン交換を行う際に顔を見ながら挨拶をしたり、名前を知ったりするきっかけとなることから、新入社員や他部署との懇親会で最初に行うプログラムとしても活用できます。
集めたサインの数が多い人に景品をプレゼントする特典を用意すると、積極的な行動を促しやすくなり、イベントを盛り上げられます。
⑦ピンポン玉運搬ゲーム
ピンポン玉運搬ゲームは、卓球で用いるピンポン玉をゴール地点まで早く運搬するゲームです。
異なる部署・世代・役職などを組み合わせたチームをつくり、ゴールを目指してリレー形式でピンポン玉を運搬することで、一体感や達成感の醸成につながります。
▼ピンポン玉運搬ゲームの開催例
- 箸を用いて次から次へとピンポンを渡していく
- ピンポン玉をお玉に入れて、慎重に走りながらリレーを行う など
まとめ
この記事では、会社で開催する懇親会について以下の内容を解説しました。
- 親睦会・懇談会・慰労会との違い
- 会社で懇親会を開く目的
- 社内交流を深められる懇親会の企画アイデア7選
懇親会は、従業員同士が顔を合わせて親交を深めるイベントとなり、良好な関係性づくりやリフレッシュの促進などを目的に開催されます。満足度の高い懇親会にするには、単なる食事だけでなく、みんなで一緒に楽しめる企画を取り入れることがポイントです。
『コミュファ eSports Stadium NAGOYA』では、eスポーツを活用した懇親会をサポートしています。eスポーツは若い世代に向いていると思われがちですが、懇親会の目的や参加者の属性に応じてゲームのタイトル・難易度を選定することにより、幅広い世代が一緒に楽しめるイベントとなります。
盛り上がる懇親会で従業員同士の交流を深めたい方は当社にお任せください。