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周年イベントの事例6選! 開催時に押さえておく3つのポイント

周年イベントとは、会社創設の節目を祝う行事やパーティーのことです。しかし周年イベントは、単なるお祝いにとどまりません。

これは企業がこれまでの成果を祝い、未来へ向けて新たなコミットメントを示す重要な機会です。社内外の関係者に感謝を表し、新たなビジョンを共有することで、組織の一体感を高めるだけでなくステークホルダーとの絆を深めます。

社内外の関係者に日ごろの感謝を伝えるとともに、過去の振り返りと将来におけるビジョンの提示を行うことで、企業価値の向上や組織力の強化につなげられます。

経営層や人事総務部門の担当者のなかには、周年イベントを開催して「組織の一体感を醸成したい」「ステークホルダーや取引先との関係を強化したい」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、周年イベントを開催する際に押さえておきたいポイントと社内向け・社外向けの開催事例を紹介します。

なお、周年イベントの告知方法はこちらの記事で解説しています。

  周年イベントは告知方法がカギ! 参加率を向上させるポイントとは 周年イベントに、より多くの人に参加してもらうには、事前に告知を行う必要があります。ターゲットに見てもらいやすい告知方法を利用することが重要です。この記事では、周年イベントの告知方法と参加率を高める告知のポイントについて解説します。 コミュファ eSports Stadium NAGOYA


目次[非表示]

  1. 1.周年イベントの開催時に押さえておくポイント
    1. 1.1.①目的と参加ターゲットを明確にする
    2. 1.2.②運営チームの役割・担当業務を整理する
    3. 1.3.③感謝と展望を伝える
  2. 2.【社内向け】周年イベントの事例
    1. 2.1.事例➀IT業界|eスポーツ大会
    2. 2.2.事例②BPO業界|周年記念サイト・ロゴ・ノベルティ制作
    3. 2.3.事例③アパレル業界|企画アイデア選定
  3. 3.【社外向け】周年イベントの事例
    1. 3.1.事例④保険業界|MVP表彰
    2. 3.2.事例⑤不動産業界|和太鼓演奏・ビンゴ大会
    3. 3.3.事例⑥建設業界|ダンスパフォーマンス
  4. 4.まとめ


周年イベントの開催時に押さえておくポイント

周年イベントを成功させるには、経営戦略を踏まえて開催目的と参加ターゲットを定めること、さらに必要な運営体制を整えておくことも重要です。ほかにも、将来ありたい姿について明確にしておくこともポイントです。


①目的と参加ターゲットを明確にする

周年イベントを開催する目的と参加してほしいターゲットを明確にしておく必要があります。社内・社外のどちらを対象とするかによって、周年イベントの目的や開催内容は異なります。


▼社内向けの場合

参加ターゲット
目的
自社の従業員
  • 部署間および他拠点同士の社内コミュニケーションの活性化
  • 帰属意識の醸成
  • 経営ビジョンや理念の共有
  • 従業員エンゲージメントの向上 など

社内向けの周年イベントでは、インナーブランディングによって自社への信頼や愛着を高める効果が期待できます。仕事のモチベーション向上や人材の定着化などを目指す場合に開催されます。


▼社外向けの場合

参加ターゲット
目的
取引先や顧客、業界関係者 など
  • 顧客ロイヤリティの向上
  • 新規顧客との接点創出
  • 企業イメージの再構築
  • 新たなビジョンや経営戦略の共有 など

社外向けの周年イベントは、ステークホルダーとの関係構築や企業イメージの向上などに役立てることが可能です。主にブランディングやプロモーションの一環として開催されます。


②運営チームの役割・担当業務を整理する

運営チームを設けて各メンバーの役割・担当業務を整理しておくと、一人ひとりが具体的なタスクを把握しやすくなり、円滑に準備を進められます。


▼周年イベントの開催に必要となる準備

  • 企画の制作
  • 会場の手配
  • 機材・備品・制作物の準備
  • 社内への周知または社外への広報活動 など


なお、運営チームを編成する際は、ほかの従業員を巻き込んで、積極的に周年イベントに取り組む意欲のあるメンバーを選定することがポイントです。

自社のみで企画や準備が難しい場合には、外部のイベント制作会社にサポートを依頼することも一つの方法といえます。

  社内イベント成功のカギ! 事例5選と企画策定で押さえておくポイントとは 従業員同士の交流を活性化するために社内イベントを企画する企業が増えています。社内イベントは、チームワークの向上や従業員のエンゲージメント向上などの効果が期待できます。この記事では、社内イベントの企画を策定する際のポイントや事例を解説します。 コミュファ eSports Stadium NAGOYA


③感謝と展望を伝える

周年イベントは、社内外に対して感謝の気持ちを示すとともに、今後の展望を伝える貴重な機会となります。

感謝の気持ちを伝えられるプログラムを取り入れることで、従業員エンゲージメントの向上や取引先との関係性の強化を図れます。

また、節目となるタイミングを利用して、企業の新たな挑戦・展望などといった未来像を発表すると、ブランドイメージの形成やビジョンの浸透につながります。



【社内向け】周年イベントの事例

社内向けの周年イベントでは、従業員が参加・体験できるプログラムや、企業の想い・ビジョンなどが伝わりやすい施策を取り入れることがおすすめです。

ここでは当社のサポートで周年イベントを行った事例と当社が独自で調査した他社事例を基に紹介します。


事例➀IT業界|eスポーツ大会

1つ目は当社で行った事例です。IT業界の企業では、設立5周年を記念した周年イベントの一環としてeスポーツの大会を実施しました。ホテルでの懇親会でeスポーツの予選大会を行い、後日に大規模なドームで決勝大会を開催しました。

“1年を通して5周年を感じられること”をコンセプトに、eスポーツの経験がない人でも楽しめるゲームタイトルや演出方法にこだわったことで、盛り上がるイベントとなりました。チームを組んで戦うことによる部署を超えた交流により、従業員エンゲージメントの向上につながっています。


▼プログラムの内容

  • チーム対抗によるeスポーツの決勝大会
  • 役員によるエキシビションマッチ
  • 従業員の家族を招いたeスポーツ体験 など


事例②BPO業界|周年記念サイト・ロゴ・ノベルティ制作

2つ目は当社で調査した事例です。BPO総合サービスを幅広く手掛ける事業者では、約15,000人もの従業員が参加する周年イベントが開催されました。

未来に向けたビジョンの提示に加えて、経営理念や企業風土の浸透、従業員のモチベーション・ロイヤリティの向上などを目的としています。従業員を巻き込んだプログラムにより、企業に関心をもってもらうための工夫がなされています。


▼プログラムの内容

  • 周年記念特別サイトの制作
  • 従業員投票による周年ロゴの制作
  • 周年ノベルティの制作
  • CIタウンミーティングの開催 など


事例③アパレル業界|企画アイデア選定

3つ目も当社で調査した事例です。靴下の製造販売を手掛けるアパレルメーカーでは、従業員を巻き込んだ周年イベントが開催されました。

“社内全体が盛り上がる”ことを目的としており、従業員も一緒に参加できる企画を実施しています。形式的な式典にとどまらず、一人ひとりが“自分ごと”として積極的に楽しんで参加できるように工夫されています。


▼企画の内容

  • 公募制による企画アイデアの選定
  • 社内デザイナーによる周年ロゴの募集と従業員による投票 など



【社外向け】周年イベントの事例

周年イベントは社内向けだけでなく、社外向けに行うこともあります。お世話になっている方を招待して、直接感謝のメッセージや新たな挑戦に関する情報を伝えることがポイントです。

ここでは、当社が独自で調査した他社事例を基に紹介します。


事例④保険業界|MVP表彰

生命保険・損害保険代理店を運営する会社では、周年記念イベントとしてホテルでのパーティーが開催されました。

従業員と家族、日ごろからお世話になっている保険会社を招待して、感謝の気持ちを伝えました。また、MVP表彰を実施して、家族や関係者が見守るなかで優秀な従業員の功績を称えました。


事例⑤不動産業界|和太鼓演奏・ビンゴ大会

不動産の売買や賃貸管理などを手掛ける会社では、周年イベントとして映画館での創業記念式典とホテルでの周年記念パーティーが開催されました。

創業記念式典では、企業と取引のある物件オーナーや地元飲食店、企業などを招待して、会社の歴史、今後の取り組みなどを共有しています。

また、周年記念パーティーでは、参加者と共に創り上げるアート企画や地元の団体による和太鼓の演奏、ビンゴ大会などを行い、イベントを盛り上げる工夫がなされています。


事例⑥建設業界|ダンスパフォーマンス

木造注文住宅の設計・建築を手掛ける会社では、OBや協力事業者、関係者などを招待した周年記念式典が開催されました。

代表者による振り返りと専務取締役による今後の展望を発表して、一層の発展を目指すことを伝えました。また、地域のキッズダンスチームを招待してステージショーを披露するプログラムにより、盛り上がる式典となったようです。



まとめ

この記事では、周年イベントについて以下の内容を解説しました。


  • 周年イベントの開催時に押さえておくポイント
  • 社内・社外向け周年イベントの事例


周年イベントを通じて従業員や取引先などに感謝の気持ちを示したり、将来の展望を伝えたりすることにより、関係性を強固にして組織力の強化につながると期待できます。

成功させるには、開催目的とターゲットを踏まえた企画の制作や、運営チームによる計画的な準備がポイントとなります。

コミュファ eSports Stadium NAGOYAでは、社内イベントの企画から運営までをトータルサポートしています。大切な取引先さまやお客さまのアテンドについても、さまざまな形態のイベント実績が豊富なコミュスタにお任せください。

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