社内イベント成功のカギ! 事例5選と企画策定で押さえておくポイントとは
従業員同士の交流を活性化するために、社内イベントを企画する企業が増えています。社内イベントは、チームワークの向上や従業員のエンゲージメント向上、企業に対する帰属意識の醸成などの効果が期待できると考えられます。
社内イベントの運営管理を任されている担当者のなかには、「企業イベントの事例を知りたい」「企画策定で押さえておくポイントはあるか」と調べている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、社内イベントの企画を策定する際のポイントや事例について解説します。
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社内イベントの企画を策定する際のポイント
社内イベントの企画を策定する際は、従業員が意欲的に参加できるように事前の周知やプログラムへの配慮をすることが重要です。
実施する目的を明確にして社内に浸透させる
社内イベントの実施によってどのような効果につなげたいのか、実施目的を明確にすることがポイントです。
目的を明確にすることで、企画の方向性が定まり、具体的なプログラムを決定しやすくなります。
また、社内イベントの実施目的を従業員に伝えて、意義やメリットを理解してもらうことも重要です。社内イベント運営メンバーだけでなく、社員全体に浸透させることで、積極的な参加を促せます。
▼主な実施目的の例
- 従業員やその家族同士の交流
- 従業員のモチベーションアップ
- チームワークの向上
- 従業員エンゲージメントの向上 など
年代・性別に関係なく参加しやすい内容にする
社内イベントの企画を考える際は、年代・性別に関係なく参加しやすい内容にすることが必要です。
従業員によって好みが分かれやすいプログラムや参加のハードルが高いイベントだと、参加率が低くなる可能性があります。事前にアンケートを実施したり、過去の社内イベントでの反応を参考にしたり、男女問わず幅広い年代の方が参加できる企画にすることがポイントです。
また、参加人数の規模感によって効果的なイベント内容が変わるため、参加人数はある程度明確にできるようにしておきます。
業務に負担が出ないように配慮する
社内イベントの開催日時や場所を決める際は、日常の業務に負担が出ないように配慮することが求められます。
繁忙期を避けるとともに、テレワーク中や時短勤務中の従業員でも参加しやすい日時・場所に調整することで、多くの従業員に参加を促せます。また、オンラインでの開催を検討することも一つの方法です。
業務が忙しい従業員については、イベント前後で業務スケジュールの調整を行ったり、参加可否の回答期限を複数回に設定したりすることも必要です。
なお、企画から運営までのスケジュールについては、こちらの記事をご参考ください。
社内イベント向け! 組織力を高めるコンテンツ事例5選
ここからは、社内イベントにおけるコンテンツの事例について、目的とともに紹介します。これらのコンテンツを組み合わせることで、組織力を高める社内イベントの実施が期待できます。
①eスポーツによる懇親会|社内交流の活性化
eスポーツとは、ビデオゲームを用いた対戦競技のことです。懇親会におけるレクリエーションとしてeスポーツを実施すると、社内交流を活性化させ親睦が深められます。
簡単なルールで無理なくプレイできるゲームタイトルを選定することで、年代・性別にかかわらず盛り上がることが可能です。また、オンライン形式で開催できるため、各支店やテレワーク中の従業員と交流する機会を創出できます。
グループ対戦形式にすると、チームビルディングにも有効といえます。
▼eスポーツによる懇親会を盛り上げる企画のポイント
- オンライン・オフラインいずれで観戦しても大会が楽しめるレイアウト設計を考える
- 参加人数の規模感に合わせた内容にする
- オンラインでも参加しやすいように通信環境を整備する など
eスポーツによる懇親会の事例については、こちらをご覧ください。
②謎解き・クイズ大会|チームワークの向上
謎解き・クイズ大会は、チームワークの向上に役立つコンテンツです。クイズの内容を企業理念や創業年についてなど会社に関連する内容にすることで、帰属意識の向上も期待できます。
お題に対して解答するという目的が生まれることで、面識や交流がなかった従業員同士でも自然な会話が生まれやすく、「初対面で話すのが苦手」という従業員にも気軽に参加してもらえます。また、座りながら参加できるため、参加ハードルも低いといえます。
▼謎解き・クイズ大会のイベントを盛り上げる企画のポイント
- 誰でも答えられるジャンルの問題を出す
- 参加者の規模に応じて問題の形式を工夫する
- 参加者に喜ばれる景品を用意する など
全社員ミーティングでクイズ大会を実施した事例については、こちらで紹介しています。
③社内表彰式|従業員エンゲージメントの向上
社内表彰式は、成績が優秀な従業員やMVPを表彰するコンテンツです。
企業に貢献した従業員を称えて労いの気持ちを伝えることで、従業員エンゲージメントの向上につながります。また、従業員を評価して賞賛する機会をつくることは、仕事に対するモチベーションを向上させることにも結びつきます。
▼社内表彰式を盛り上げる企画のポイント
- 受賞者にインセンティブや記念品を贈呈する
- 映像や音響、照明で特別感を演出する
- 評価のポイントを明確にする
- 評価項目について企業独自の観点を取り入れる など
社員総会で社員表彰を開催した事例についてはこちらで紹介しています。
④チームビルディングイベント|チームワークの向上
チームビルディングイベントを開催することで、チームワークの向上が期待できます。チームビルディングイベントは、共通のゴールを達成するためにさまざまなプログラムに取り組み、一体感の醸成や個々の自発的な行動促進を目指すものです。
チームが一丸となって取り組めるゲームやスポーツを実施することで、コミュニケーションが活性化してチームワークの向上につながります。
▼チームビルディングイベントの企画を策定するポイント
- チーム力の強化につながる内容にする
- 準備・計画段階からチームで行うようにする
- ゴールや目標を明確にする など
⑤縁日|従業員エンゲージメントの向上
季節や特定のテーマに沿って縁日を社内で開催する企画です。普段の仕事とは異なるアットホームな雰囲気のなかで、部門の垣根を越えて交流を深めることによって、従業員エンゲージメントの向上につながります。
また、従業員の家族を招待するファミリーデーとして開催すると、企業や職場の雰囲気を家族に知ってもらう機会となり、帰属意識の醸成も期待できます。
▼縁日で盛り上がる企画のポイント
- 従業員や家族が参加しやすい日程を設定する
- チーム対抗戦のゲームを取り入れる
- さまざまな種類の屋台を出店する など
まとめ
この記事では、社内イベントについて以下の内容を解説しました。
- 社内イベントの企画を策定する際のポイント
- 組織力を高める社内イベントの事例5選
社内イベントの企画を策定するときは、実施目的を明確にして社内に浸透させる必要があります。また、業務に負担がかからないように配慮し、幅広い層が参加しやすいような工夫をすることも大切です。
コンテンツごとの目的や従業員のニーズを意識して社内イベントとして組み合わせることで、組織力の強化につなげられます。
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