予算を無駄にしない! 年度末の予算消化に効果的な手段4選
企業活動において部署ごとに割り当てられた予算は、基本的に年度末までに使い切ることが必要です。予算が余っている場合には、予算管理の観点からマイナス評価を受けたり、翌年に割り振られる予算額に影響したりする可能性があります。
しかし、年度末の予算消化にあたっては、自社にとって有益な使い道を考えることが求められます。「予算消化では何をすればよいか」「効果的な使い道はないか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
効果的な予算消化をすれば、従業員の満足度や部署の評価にもつながります。
この記事では、年度末の予算消化におすすめの手段と事前に確認しておきたいことについて解説します。
目次[非表示]
- 1.年度末の予算消化におすすめの手段4選
- 1.1.①社内イベントの開催
- 1.2.②顧客や自社のファンに対する満足度アップキャンペーン
- 1.3.③広告・広報施策を増やす
- 1.4.④ノベルティや名刺の制作
- 2.年度末の予算消化を行う際に確認しておくこと
- 2.1.納品日が年度内か確認する
- 2.2.来期に役立つ手段を選ぶ
- 2.3.社内のリソースを確保する
- 3.まとめ
年度末の予算消化におすすめの手段4選
年度末の予算消化を行う際は、販売促進や組織の活性化などといった自社への投資につながる手段で予算を有効活用することが重要です。
①社内イベントの開催
社内イベントは、従業員や取引先などのステークホルダーを対象としたイベントを指します。余った予算を活用して社内イベントを開催することで、コミュニケーションの活性化や良好な関係性の構築、帰属意識の向上などを図れます。
また、面白くユニークな企画を社内イベントで実施すると、仕事のリフレッシュを促進したり、職場内での交流を深めて従業員エンゲージメントを高めたりする効果も期待できます。
▼社内イベントにおける面白い企画の例
- eスポーツによる社内交流戦
- チームでのDIY
- 謎解きゲーム など
なお、面白いイベントの企画やeスポーツのメリットについては、こちらの記事で解説しています。
②顧客や自社のファンに対する満足度アップキャンペーン
自社の顧客やファンの満足度を高めることを目的として、社外向けのキャンペーンを実施する方法です。
▼社外向けキャンペーンの具体例
- SNSでのプレゼントキャンペーンの実施
- 自社のファンを対象としたオフイベントの開催
- 会員限定サービスや特典の付与 など
顧客やファンにとって有益なキャンペーンを打ち出すことにより、商品の販売促進やブランディングにつながる効果が期待できます。
また、イベントを通じて自社のファンと交流する機会をつくることは、顧客との信頼関係を構築するうえでも効果的です。リピート率や商品・ブランドに対する信頼の向上が期待できるほか、直接顧客とコミュニケーションを取ることによって従業員のモチベーションにもプラスの影響がもたらされます。
③広告・広報施策を増やす
予算を活用して広告・広報施策を増やす方法があります。
▼広告・広報施策の例
- ターゲットを絞って広告の出稿量を増やす
- 動画・記事などのコンテンツを制作する
- イベントへの協賛を行う など
ターゲットを絞って広告の出稿量を増やすと、リーチを拡大させる効果が期待できます。また、動画・記事などのコンテンツを制作すると、来年度のマーケティング活動や販促施策にも流用できるため、予算の有効活用につながります。
さらに、自社のターゲットと合致するイベントへの協賛を行うことも一つの方法です。イベントのなかで社名・商品名を広くアピールできるため、認知度やブランドイメージの向上が期待できます。
『コミュファ eSports Stadium NAGOYA』では、20~30代の男女をターゲットにした『雷漢戦』という自社主催のイベントを開催しております。
20~30代の男女にアプローチしたい企業の方はこちらをご参考にご覧ください。
④ノベルティや名刺の制作
ノベルティや新しい名刺を制作することも年度末の予算消化によく用いられる手段の一つです。ノベルティは、社外向けのイベントや展示会の来場記念、商品購入者への特典などに活用することが可能です。
▼ノベルティ制作の例
- 自社のロゴを入れた事務用品を配布して社名を覚えてもらう
- SDGs(※)を意識したグッズで企業イメージの向上を図る
- 周年イベントの記念品を配布して参加者の満足度を高める など
また、名刺のデザインを刷新すると、相手方からの印象がよくなったり、営業先での話題づくりになったりする効果も期待できます。
※SDGs(Sustainable Development Goals):持続可能な開発目標
年度末の予算消化を行う際に確認しておくこと
年度末の予算消化を行う際には、納品日や来期における効果、社内のリソースなどを確認しておくことが重要です。
納品日が年度内か確認する
社内イベントやキャンペーンに必要な制作物の発注を行う際には、納品日が年度内に間に合うか確認します。
年度内に発注した場合でも、制作物の納品日が翌年になると来期の予算としてカウントされるため、期間に余裕をもって準備することが必要です。
来期に役立つ手段を選ぶ
予算の残額を使い切ることだけを目的とせず、“来期に役立つかどうか”を考えて予算消化の手段を選ぶことが重要です。
来期の事業計画を踏まえたうえで、将来的にも効果が期待できる施策に予算を活用することにより、企業の成長につながります。
▼来期に役立つ予算の使い道
- 組織力の強化への投資
- 営業活動
- 販促施策
- マーケティング施策
- 人材育成 など
社内のリソースを確保する
予算消化のための施策には、人員・設備・時間などの社内リソースが必要になります。しかし、年度末は業務が忙しくなりやすく、社内リソースの確保が難しい可能性があります。
余裕を持って稟議を行うとともに、事前に社内のリソースを確保できるか確認しておくことが重要です。自社のみで対応が難しい場合には、外部に委託してリソースを補填することも必要といえます。
まとめ
この記事では、年度末の予算消化について以下の内容を解説しました。
- 予算消化におすすめの手段
- 予算消化を行う際に確認しておくこと
予算を無駄にしないためには、自社への投資につながる手段で年度末の予算消化を行うことが求められます。なかでも社内イベントの開催は、コミュニケーションの活性化やモチベーション向上などによって組織力を強化する投資につながります。
『コミュファ eSports Stadium NAGOYA』では、年間200件以上のイベント制作・運営実績があり、主にeスポーツを活用したイベントの企画から運営までトータルサポートしています。
eスポーツは、年代・場所を問わず気軽に楽しめるほか、ゲームを通じてコミュニケーションやチームワークなどの向上を図れるメリットがあります。企業の周年イベントや懇親会を盛り上げるコンテンツとしておすすめです。
予算消化の手段をご検討中の方は、ぜひご相談ください。