社員総会は組織力を強化するチャンス! 社員を巻き込む効果的な企画4選
社員総会は、今後のビジョンや経営戦略を全社員で共有し、同じ方向を向いて成長を目指して歩んでいくための大切なイベントです。
経営者の思いを社員へ直接伝えられる貴重な機会となるため、帰属意識を醸成して結束力を強めたり、働きがいを創出して一人ひとりのモチベーションを向上させるチャンスといえます。
しかし、毎年同じようなプログラムになっており、社員に対して「メッセージが伝わっているか分からない」「参加の意欲が感じられない」といった悩みを持つ企業も少なくありません。
社員総会を有意義な時間にするには、参加する社員を巻き込んで結束力や一体感が生まれる企画を取り入れることが重要です。
この記事では、社員総会を開く目的と達成するためのポイント、一般的な開催の流れ、社員を巻き込んで一緒に盛り上がれる企画について紹介します。
目次[非表示]
- 1.企業が社員総会を開く目的
- 1.1.帰属意識の醸成
- 1.2.社内交流の活性化
- 1.3.社員のモチベーション向上
- 2.社員総会の目的を達成するためのポイント
- 2.1.➀開催目的を明確にして共有する
- 2.2.②複数の部署から運営メンバーを選定する
- 2.3.③参加者の目線に立ったプログラムの作成
- 3.社員総会におけるプログラム進行の流れ
- 4.社員総会で取り入れられる効果的な企画4選
- 4.1.①表彰式
- 4.2.②eスポーツ大会
- 4.3.③会社クイズ
- 4.4.④スローガンコンテスト
- 5.まとめ
企業が社員総会を開く目的
社員総会を開催して、企業のビジョンや経営戦略を共有したり、全社員が一堂に会して交流する機会をつくることにより、組織力の強化を図れます。企業によって開催目的は異なりますが、主に以下が挙げられます。
帰属意識の醸成
社員総会を通じて企業のビジョンや経営戦略、価値観などを社員に示すことで、組織に対する共感・愛着が生まれて帰属意識の醸成につながります。
社員の帰属意識が高まると、組織をよりよくするための主体的かつ自律的な行動を促せるほか、成長意欲が高まり積極的に仕事やスキルアップに取り組むようになることが期待できます。
社内交流の活性化
社員が一堂に会する機会を活用して、普段の業務では関わりのない人同士の交流を促すことも目的の一つです。
社員総会をきっかけに部署の垣根を超えた人間関係を構築できれば、社内のコミュニケーションが活性化して職場が明るい雰囲気になったり、意見交換を通じて新たなアイデアが生まれる可能性もあります。
社員のモチベーション向上
社員総会は、経営者が社員に対して労いと感謝の気持ちを伝えたり、今までの業績を称えて将来の展望を発信する場でもあります。
経営者が社員に感謝や前向きな思いを伝えることで、「今後も頑張っていこう」といった気持ちが生まれて仕事のモチベーションも高まると考えられます。
社員総会の目的を達成するためのポイント
社員総会を開催する際は、達成したい目的を明確にするとともに、さまざまな部署・社員を巻き込んで準備や企画策定を行うことがポイントです。
➀開催目的を明確にして共有する
社員総会が形式的なイベントになってしまわないように、開催目的を明確にして社内全体で共有することがポイントです。目的達成の意義を伝えることで、社員に重要性を理解してもらいやすくなります。
これにより、社員総会に対する社員の参加意欲を高められるほか、当日発信するメッセージも心に届きやすくなると考えられます。
②複数の部署から運営メンバーを選定する
社員総会の運営メンバーを決める際は、複数の部署から中核となる人物を選定することが理想です。
普段の業務で他部署と関わることが多く、部署内で中心的な存在となっている幅広い世代の人物を選ぶことにより、周りの社員にも関心が生まれ、当事者意識を持ってもらいやすくなります。
③参加者の目線に立ったプログラムの作成
社員総会が組織力を強化する貴重な機会となるように、参加者の目線に立ったプログラムを作成する必要があります。
社員も参加できる体験型のコンテンツや、堅苦しさのないユニークなコンテンツを取り入れて、興味関心を高められるプログラムを作成することがポイントです。
社員総会におけるプログラム進行の流れ
企業によってプログラムの内容は異なりますが、社員総会は以下のような流れで進めることが一般的です。
▼社員総会の一般的な流れ
- 開会式
- 代表の挨拶
- 業績報告
- ビジョンや経営戦略の共有
- イベントコンテンツ
- 懇親会
- 閉会式
社員総会を盛り上げるには、上記に含まれるイベントコンテンツや懇親会で社員同士の交流を活性化できる企画を取り入れることがカギとなります。
社員総会で取り入れられる効果的な企画4選
ここからは、社員総会で実施するイベントや懇親会において、社員を巻き込んで盛り上がれるおすすめの企画を紹介します。
①表彰式
優秀な成績を残した社員や、部署で活躍した社員を称賛する表彰式を実施すると、経営者による労いと感謝の気持ちを伝えられ、社員のモチベーション維持・向上につながると期待できます。
表彰者を選定する際は、明確な評価基準を設けるとともに、数値だけでは判断できないようなプロセスや人間性を評価する項目を取り入れると、公平性・納得感を確保できます。
▼表彰式を盛り上げるポイント
- 表彰者に対する経営者や同僚のコメントをまとめた動画を上映する
- 候補者がプレゼンテーションを行い社員の投票によって表彰者を決定する
- 表彰者に対して景品を用意する など
②eスポーツ大会
近年、社内イベントやレクリエーションなどで取り入れられている新たな企画として“eスポーツ”があります。eスポーツとは、コンピュータゲームを用いたスポーツ競技のことです。
体力や世代に関係なく参加できるほか、観戦する人も応援しながら楽しめる特性を生かして、仲間と一緒に戦う一体感・興奮を共有できることが魅力です。オフライン・オンラインを組み合わせた開催も可能なため、拠点間での対戦も行えます。
▼eスポーツ大会を盛り上げるポイント
- 社員の世代に合わせてゲームタイトルを選ぶ
- 各チームのネーミングやメンバー紹介動画の制作を行う
- 実況中継や照明・映像による演出で臨場感を出す
- 予選大会を事前に実施して社員総会で決勝トーナメントを行う など
なお、eスポーツの開催方法や流れについてはこちらの記事で解説しています。
③会社クイズ
会社や社員にまつわる問題を出題して得点を競い合うクイズ大会は、社員総会で盛り上がる企画の一つです。
コミュニケーションが苦手な社員でも、クイズに答えるといった共通の目的から自然な会話を生み出せるだけでなく、普段関わりのない社員同士がチームになった場合も、結束力を強められます。
会社クイズの問題には堅苦しくないテーマを選ぶと、経営者や上司との会話も弾みやすくなると期待できます。
▼会社クイズを盛り上げる問題のテーマ例
- 人柄やプライベートの一面が伝わる問題
- 会社での印象に残る出来事や面白いエピソード など
④スローガンコンテスト
企業理念やビジョンを一言で表すスローガンの候補を社員から募集して、入賞者を選ぶコンテストを開催する方法です。
スローガンを考えることで、企業理解を深めるきっかけになることが期待できます。また、社員のアイデアを反映した目標を掲げることで、帰属意識の醸成につながると考えられます。
▼スローガンコンテストを盛り上げるポイント
- 社員総会の開催前から新スローガン発表のカウントダウンを行う
- 入賞者にインセンティブを用意する など
まとめ
この記事では、社員総会について以下の内容を解説しました。
- 社員総会を開く目的
- 社員総会の目的を達成するためのポイント
- 社員総会で取り入れられる効果的な企画4選
全社員が同じ方向を向いて成長を目指すには、社員総会を通じて目標に対する認識の統一を図ることが大切です。
そのためには、社員総会の開催目的を明確にして参加の意義を周知するとともに、社内全体を巻き込む企画を盛り込み、参加意欲を高めることがポイントです。
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