社内運動会で盛り上がるおすすめ競技5選。開催のポイントや流れもチェック
働き方の多様化が進むなか、「コミュニケーションを取る機会が減った」「社内のつながりが希薄化している」と悩む企業は少なくありません。
社内運動会は、従業員同士の交流を活発にして組織の結束力を高める絶好の機会です。普段の業務から離れて一緒に体を動かしたり、チームを組んで協力し合いながら競技を行うことで、心身のリフレッシュや絆の形成につながり、仕事にもよい影響をもたらすと期待できます。
近年では、実際に体を動かすスポーツだけでなく、運動が得意でない人でも気軽に楽しめるユニークなコンテンツも取り入れられています。
この記事では、社内運動会を開催する流れやポイント、盛り上がるおすすめの競技について解説します。幹事を任された方はぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.社内運動会を開催するまでの流れ
- 2.社内運動会を開催するときのポイント
- 2.1.➀事前にアンケートを取って意見を聞く
- 2.2.②就業日に開催する
- 2.3.③けが人への対応を決めておく
- 2.4.④従業員に喜ばれる景品を用意する
- 3.社内運動会におすすめの競技5選
- 3.1.①借り物競争
- 3.2.②eスポーツ
- 3.3.③仮装リレー
- 3.4.④バブルサッカー
- 3.5.⑤企業に関連するオリジナル競技
- 4.まとめ
社内運動会を開催するまでの流れ
社内運動会の開催には、さまざまな準備が発生するほか、より多くの従業員に参加してもらうための企画を考える必要があります。
▼社内運動会を開催するまでの流れ(表作成)
流れ |
行うこと |
1.コンセプト・実施目的の決定 |
実施目的を明確にして、従業員に提供したい体験価値を言語化する |
2.運営チームの決定 |
事前準備・当日の進行を中心となって行うメンバーを選定して役割分担を決める
外注する場合は外注先を決める
|
3.スケジュールや競技内容の決定 |
開催日時と競技内容を決めて、準備・運営のスケジュールを作成する |
4.会場の手配 |
競技内容・参加者数・開催エリアに適した規模・立地の会場を探して予約を行う |
5.社内への告知 |
社内報やポスター、社内ポータルサイトなどを活用して社内運動会の詳細を告知する |
6.必要な物品・制作物の準備 |
チェックリストを作成して物品の購入や制作物の発注を行う |
7.運動会の開催 |
会場の設営やプログラムに沿った進行を行う |
社内運動会を開催するときのポイント
社内運動会を開催すると、社内のコミュニケーションを活性化させて部署間の交流を広げたり、チームワークを向上するメリットが期待できます。
➀事前にアンケートを取って意見を聞く
事前に従業員へのアンケートを取り、従業員が興味を持つ競技やコンテンツなどの意見を反映することで、参加に対する意欲を高められます。
また、スポーツを行うことが難しい従業員がいる場合には、皆で一緒に行えるコンテンツを選んだり、eスポーツをはじめとしたあまり身体を動かずに楽しめる競技を取り入れることもポイントです。
②就業日に開催する
社内運動会は、休日ではなく就業日に開催することが理想です。
休日に開催すると参加が難しい従業員が現れる可能性があります。就業日に開催することで仕事の一環として捉えてもらい、従業員の参加を促しやすくなります。
ただし、繁忙期は社内運動会に参加する時間を調整できない可能性があるため、比較的スケジュールに余裕がある時期を選ぶことがポイントです。また、従業員の家族も参加する場合は、休日での開催が望まれることもあります。
③けが人への対応を決めておく
けが人が出た場合に備えて、応急処置に必要なものや対応する担当者などをあらかじめ決めておくと、もしものときにスムーズな行動が取れるようになり、社内運動会を安全に実施できます。
▼けが人への対応準備
- 救護室を設置する
- 緊急時に連絡する病院を確認しておく
- 応急処置の担当者を決める など
④従業員に喜ばれる景品を用意する
優勝したチームに景品を用意することで、従業員の参加意欲を高められるほか、勝利のためにチームで協力する意識が生まれて団結力を強められます。
▼従業員に喜ばれやすい景品
- 金券・ギフト券
- 旅行券
- 食材セット
- 最新家電 など
社内運動会におすすめの競技5選
皆が楽しめる社内運動会にするには、チーム対抗かつ個人の運動能力に左右されにくい競技を選ぶことがおすすめです。
①借り物競争
借り物競争は、お題に書かれたモノや人を会場内で探して、いち早くゴールを目指す競技です。
また、お題のモノや人を探すために観戦者を含めた知らない人にも積極的に声かけを行う必要があり、自然なコミュニケーションが生まれるきっかけにもなります。
▼借り物競争のお題例
ジャンル |
お題例 |
モノ |
○○色のハンカチ、ガラケー、○○メーカーの飲料 など |
人 |
○○が趣味の人、○月生まれの人、じゃんけんが強い人 など |
②eスポーツ
新たな社内運動会のコンテンツとして注目されているのが、コンピューターゲームを用いてスポーツ競技を行う“eスポーツ”です。チーム対抗で競い合ったり、メンバーを応援することで一体感が生まれ、参加者同士の絆を深められます。
ゲームに親しみがある若年層のほか、本格的なスポーツが苦手な従業員も気軽に参加しやすいため、皆が輝ける社内運動会を実現できることが魅力です。
▼eスポーツのコンテンツ例
- 格闘ゲーム
- スポーツゲーム(野球やサッカーなど)
- パズルゲーム
- シューティングゲーム など
eスポーツは、オンライン形式での開催も可能なため、リモートワークをする従業員や拠点支社との交流にも役立てられます。
なお、コントローラーを使用するゲームのほかにも、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)ゴーグルを装着して、仮想的な空間で体を動かしてプレイする新感覚のeスポーツもあります。
eスポーツの開催方法や流れについては、こちらの記事をご確認ください。
③仮装リレー
仮装リレーは、各チームが好きなテーマで仮装を行い、バトンの代わりに身に着けている衣装をつないでいく競技です。
同僚・上司の面白い仮装姿により、世代や役職の壁を超えて盛り上がることが期待できます。
▼仮装リレーのお題例
- 有名キャラクター
- 歴史上の人物
- 動物 など
④バブルサッカー
バブルサッカーは、空気で膨らませた大きな円形のバブルボールを被って、押し合いながらサッカーを行う競技です。
バブルボールによりプレイヤーの動きが制限されるため、サッカー自体のテクニックや運動能力にかかわらず楽しめるほか、男女混合での競技も行えます。
また、バブルボールを被ることで通常のサッカーよりも和やかな雰囲気となり、自然な笑いが生まれやすいことも魅力です。
⑤企業に関連するオリジナル競技
企業に関連するオリジナルの競技を発案することも一つの方法です。
業務や商材に関連した独創性のある競技を取り入れることで、特別感が生まれてマンネリ化を防げるほか、従業員エンゲージメントの向上も期待できます。
▼オリジナル競技の例
- 部品の組み立て競争
- ラッピングのアイデア競争
- 会社に関するクイズを取り入れた障害物競走 など
まとめ
この記事では、社内運動会について以下の内容を解説しました。
- 社内運動会を開催するまでの流れ
- 社内運動会を開催するときのポイント
- 社内運動会におすすめの競技
社内運動会は、競技を通じて従業員同士の交流を深められるイベントです。業務から離れてリフレッシュしたり、チームワークを強化する効果が期待できます。
ただし、体を動かすスポーツに対して身体的負担や苦手意識を感じる従業員も含めた全員が楽しめるように、チーム対抗かつ個人の運動能力に左右されにくい競技を取り入れることが大切です。
eスポーツは、身体的な制限や運動能力にかかわらず参加でき、本格的なスポーツが難しい従業員も輝ける場所をつくることが可能です。
『コミュファ eSports Stadium NAGOYA』では、eスポーツを活用したイベントだけでなく、多くのイベント企画運営全般に対応しています。
特に社内運動会でeスポーツを実施する際には、種目に参加する従業員をカメラで撮影して、大きなビジョンで表情を映し同じ時間を共有することも大切です。コミュスタでは、コンテンツの実施はもちろん、当日の撮影を行うことも可能です。
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