Z世代の採用広報に役立つ戦略3選! 若年層を惹きつける新たな施策とは
Z世代と呼ばれる若年層が社会に出て働くようになった今、これまでと同じような採用活動では「入社希望者が集まりにくくなった」とお悩みの採用担当者も多いのではないでしょうか。
少子高齢化による労働力不足が懸念される日本では、Z世代の採用を成功させることが企業の持続的な成長を左右する重要なポイントです。
企業がZ世代からの認知度や入社意欲の向上を図るには、彼らの特徴・ライフスタイル・価値観などを理解して心をつかむ採用広報戦略を立てることが大切といえます。そこで近年注目されているのが、eスポーツを活用した採用広報です。
この記事では、Z世代を対象とした採用広報戦略を立てるときのポイントやeスポーツを活用した新たな施策について解説します。
なお、Z世代のコミュニケーションの特徴についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
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Z世代の採用広報戦略を立てるときのポイント
Z世代とは、1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代を指します。
Z世代は、ほかの世代とは異なる特徴や価値観を持っていると考えられており、採用広報戦略を考えるうえでこれらを踏まえた施策が求められます。
採用担当者が特に押さえておきたいポイントには、以下の3つが挙げられます。
➀企業文化や価値観を分かりやすく提示する
Z世代は、企業のCSR(社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の概念が広まった社会で育っており、社会貢献と環境問題に高い関心を持っています。
そのため、単に企業の知名度や待遇のよさだけでなく、以下のような要素も踏まえて企業価値を判断する傾向があります。
▼Z世代が企業選びで重要視すること
- 企業のビジョンや理念に共感できるか
- 仕事を通じてどのような形で社会貢献ができるか
- ステークホルダーを大切にしているか など
Z世代からの関心を惹きつけるには、企業のビジョンや理念を明確に提示して、学生が自身の考え方とマッチしているか判断しやすくすることがポイントです。
②オンラインでの露出を増やす
Z世代は、幼少期からスマートフォン・パソコンが身近にあり、SNSやチャットアプリなどに慣れ親しんでいるデジタルネイディブに当たります。
オンラインによるメディアやサービスの利用時間もほかの世代と比べて多くなっており、他者との交流やコミュニティ形成を行っている傾向があります。
▼Z世代の傾向
- SNSや動画共有サービスから企業・商品を認知している
- SNS上の知人やインフルエンサーによる意見の影響を受けやすい
- インターネットによる情報収集・発信を積極的に行う
- オンラインゲームがコミュニティ形成の場として利用されている
企業の採用広報において、Z世代が利用しているメディアやサービスを活用して情報発信を行うことで、ターゲットとの接点を拡大できる可能性が期待できます。
③先輩社員や応募者同士の交流機会を設ける
多様な価値観を許容するZ世代は、収入や福利厚生といった待遇面に加えて、「自分らしく働けるか」「どのような人と一緒に働くか」といった風土や職場環境を重視する傾向があります。
「この会社で働きたい」と思ってもらうには、風通しのよい職場環境や良好な人間関係をアピールすることがポイントといえます。
また、Z世代はオンラインコミュニケーションをメインとしつつも、実際に体験すること・リアルに会うことも大事にしています。
選考プロセスにおいて先輩社員の人柄や仕事に対する姿勢、働くことへの考え方などを共有する機会を設けることで、信頼と安心感を与えられます。
学生自身が企業とのマッチ度を測れるようになると、「入社前のイメージと違った」といった理由による早期離職も防止することが可能です。
Z世代の採用広報に効果的!eスポーツを用いた戦略3選
近年、Z世代に効果的な採用戦略として、eスポーツの活用が注目されています。
eスポーツは、コンピュータゲームを用いたスポーツ競技です。自らゲームをプレイするだけでなく、プロのチームやインフルエンサーのファンが存在しており、コンテンツを視聴する“推し活”のような楽しみ方もあります。
採用広報にeスポーツを活用することで、Z世代の認知拡大や新たな層へのアプローチ、応募者とのコミュニケーション活発化などに役立てられます。
➀インターンシップでのプログラム
インターンシップで行うプログラムの一つとして、eスポーツを活用したイベントを開催する施策です。
Z世代の約8割はゲームを経験しており、日常的に親しまれています。
▼Z世代におけるゲーム経験割合と1週間の平均プレイ時間
画像引用元:経済産業省『令和3年度コンテンツ海外展開促進事業』
インターンシップのプログラムにeスポーツを取り入れることで、ゲームを通じて先輩社員や応募者同士の交流を深めたり、チームの一体感を醸成できます。
また、チーム戦で一緒に応援することで団結力が生まれ、結束力が高まります。仲間と声を掛け合いながら支え合うことで、緊張が和らぎ、自然と心の距離も縮まります。応募者が持つ素の人柄を引き出しやすくなる効果も期待できます。
さらに、採用するゲームタイトルによりますが、チームで戦術を競い合うゲームタイトルを選ぶと、eスポーツを通じて応募者のデジタルコミュニケーション力・論理的思考力・問題解決力などを見ることも可能です。
▼インターンシップでeスポーツを活用するポイント
- 目的に合ったゲームタイトルを選定する
- チームの結束力や応援の様子、戦略などを評価する仕組み設ける
出典:経済産業省『令和3年度コンテンツ海外展開促進事業』
②スポンサーシップを活用した広報活動
採用広報活動にeスポーツ大会やチームへのスポンサーシップを活用する施策です。
eスポーツのイベントやプロ選手・チームのスポンサーになることで、来場者・ゲーム配信の視聴者・ファンなどに社名を露出できる機会を獲得できます。これにより、SNSや求人サイトでは接点を持てなかった新たな層の学生に自社のことを知ってもらえる可能性が期待できます。
また、世代・性別を問わずに一緒に楽しめるeスポーツは、地域活性化やダイバーシティなどの社会課題に対する役割も期待されています。eスポーツ大会やチームへのスポンサーを通じて社会貢献の一端を担うことは企業価値の向上にも結びつき、Z世代からの信頼や共感を得やすくなると考えられます。
加えて、eスポーツ大会やチームのスポンサーとなる目的を打ち出すことによって、企業価値の向上や、企業の文化・価値観を伝えることにもつながります。
▼スポンサーシップを活用した広報活動の例
- 地域で開催されるeスポーツ大会タイトルの命名
- eスポーツ大会のロゴ露出や参加者との懇親会
- eスポーツ大会とのコラボキャンペーンの実施 など
③eスポーツサークルの立ち上げ
社内にeスポーツサークルを立ち上げて、自社のSNSアカウントや求人サイト内で社内コミュニケーションの活発さをPRする施策です。
eスポーツは、世代や部署を超えた社内のコミュニケーションを活性化して、親睦を深めたり、団結力を強化する力を持っています。
社内のeスポーツサークルでの活動を支援することにより、風通しのよい風土や良好な人間関係をアピールできます。日頃からeスポーツをプレイまたは動画配信を視聴するZ世代の目にもとまりやすくなり、興味関心を抱いてもらえる効果が期待できます。
また、入社後にeスポーツサークルの活動を行うと、社員の問題解決能力や柔軟な思考力の向上も期待できるため、新人社員研修のプログラムとしてもおすすめです。
▼eスポーツサークルのPRを行うポイント
- eスポーツサークルを立ち上げた目的や活動理念を明確にする
- イベントや大会の様子が分かる写真・動画を掲載する
- eスポーツサークルに属している既存社員の声を掲載する
まとめ
この記事では、Z世代の採用広報戦略について以下の内容を解説しました。
- Z世代の採用広報戦略を立てるときのポイント
- eスポーツを用いた採用広報の施策
Z世代は、デジタルネイティブであるとともに多様な価値観を持っており、共感性や人間関係を重視したり、社会・環境に対する問題への関心が高くなっています。
単に企業の規模・知名度・待遇のよさだけではない付加価値も就職先を選ぶ判断基準となることから、これまでの施策とは異なる一歩進んだ戦略が必要です。
採用広報でZ世代の関心を惹きつけるには、Z世代の特徴や価値観を踏まえたアプローチが行えるeスポーツの活用が効果的です。
『コミュファ eSports Stadium NAGOYA』では、eスポーツを活用したイベントの企画運営をはじめ、eスポーツ大会のスポンサーシップ、社内eスポーツサークルの立ち上げ支援などもサポートしています。Z世代の採用広報にeスポーツの活用を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。